リサイクルの最近のブログ記事

食品汚泥の削減

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友人が食品汚泥を削減する会社を立ち上げました。

シンバイオス研究所といいます。

 

食品関係の汚泥は、有機汚泥の中でも削減の難しいものといわれています。

友人の会社は、活性汚泥の中から有効な微生物を8種類程抽出し特化培養することで

難しい食品汚泥の削減に成功しています。

 

もっとも大きな特徴は即効性で、投入して1週間以内に目視できる程の明らかな効果

が実感できることです。(投入資材の開発には2週間程かかるようです。)

排水の性質自体を改善することで、副次的にブロワー等の工場電力を大幅に削減する

こともでき、工場コストの削減にも寄与することから画期的な技術になる可能性が

あります。

 

鉄くずとはあまり関係ありませんが^^;)、リサイクル関連の話なので大きなトピック

があれば、ここで報告します。

 

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新日鉄と韓国のPOSCOが資源大手ヴァーレの提示した価格を受け入れたようです。

4-6月の価格で、7月には再度の価格交渉。

新聞では高炉メーカーに配慮して「仮価格」と書かれていますが、事実上クォーター毎

の契約に移行するのは確実でしょうね。

鉄スクラップ囲い込みの動きも加速しそうですね。。。

デフインフレ

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家でのんびりポッドキャストを聞いていたら、「デフインフレ」という新語に遭遇。

 

これからしばらくは、

モノやサービスは売れずに物価は下がりつづけ(デフレ)るものの、

資源価格は寡占化によって上がりつづける(インフレ)という状態が続きかねない。

すなわち、「デフレ+インフレ」で「デフインフレ」な時代が到来するやも、というお話。

「日経ヴェリタス」という雑誌の編集者さんの分析です。

 

目新しい用語だったので、このブログにメモしておくことにしました。

Podcast「大江麻理子のモヤモヤとーく」からの話題でした。

この番組お気に入りで毎週聞いています。

 

 

数年前、グリーンスパンがFRB議長として脚光を浴びていたころ、

「もし離れ小島に流され、たった一つの経済指標しか手に入らなかったとしたら、

   どんな指標を頼りに経済運営をしますか?」と取材記者に聞かれ、

「スクラップメタルの価格推移だね。」と迷わず答えたそうです。

ここ最近のスクラップの価格上昇は本格的な景気回復の予兆なのでしょうか。。。

しかし、スクラップの価格、需給が緩和に転じると「余りものに相場なし」の金言通り

あぶくのように消えてしまいます。

あまり欲かかない方が正解なのかも。。。。

 

> 関係筋によると、高炉大手の2010年度積み鉄鉱石の価格交渉で、

> 最大手の伯ヴァーレは09年度積みに比べて90%以上の大幅値上げを求めたもようだ。

>ヴァーレは従来の年間固定価格を四半期ごとに価格改定する方式に改めるよう求めており

>今回の提示は4―6月分のようだ。高炉大手は四半期ごとの値決めにも大幅な提示額にも

>反対しており、交渉は難航しそうだ。  (日刊産業新聞)

 

それにしても90%UPの要求って凄いですね。。。

四半期ごとにこんな価格交渉されたら、担当者は胃が痛いだろうなぁ。

鉄スクラップが値上がりするのも解る気がします。

 

 

鉄リサイクル工業会の勉強会に出てきました。

今回は「ジオエンジニアリング」について教えてもらいました。

 

ジオエンジニアリングとは、

温暖化を低減させる目的で、大規模に地球の気候システムへ意図的に介入すること

だそうです。

 

大きく分けて

温室効果ガスの大気中濃度を下げる技術(二酸化炭素補修技術)と

太陽放射を下げる技術(太陽放射制御技術)

の二つの方策をとるもののようです。

 

この用語が出てきた背景には、

てっとり早い温暖化の解決には、地球自身にメスを入れて外科手術を施すのが一番

との考えがあるようです。

 

中にはかなり荒っぽい外科手術も考えられていて、確かに温暖化防止には役立つよ

うな気がするものの、半端じゃない二次的な環境汚染を引き起しそうなものもあり

ました。^^;)

 

ジオエンジニアリングという言葉を聞いたのも初めてだったので、勉強になった一日

でした。

 

 

 

 

 

 

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