新日鉄と韓国のPOSCOが資源大手ヴァーレの提示した価格を受け入れたようです。
4-6月の価格で、7月には再度の価格交渉。
新聞では高炉メーカーに配慮して「仮価格」と書かれていますが、事実上クォーター毎
の契約に移行するのは確実でしょうね。
鉄スクラップ囲い込みの動きも加速しそうですね。。。
新日鉄と韓国のPOSCOが資源大手ヴァーレの提示した価格を受け入れたようです。
4-6月の価格で、7月には再度の価格交渉。
新聞では高炉メーカーに配慮して「仮価格」と書かれていますが、事実上クォーター毎
の契約に移行するのは確実でしょうね。
鉄スクラップ囲い込みの動きも加速しそうですね。。。
家でのんびりポッドキャストを聞いていたら、「デフインフレ」という新語に遭遇。
これからしばらくは、
モノやサービスは売れずに物価は下がりつづけ(デフレ)るものの、
資源価格は寡占化によって上がりつづける(インフレ)という状態が続きかねない。
すなわち、「デフレ+インフレ」で「デフインフレ」な時代が到来するやも、というお話。
「日経ヴェリタス」という雑誌の編集者さんの分析です。
目新しい用語だったので、このブログにメモしておくことにしました。
Podcast「大江麻理子のモヤモヤとーく」からの話題でした。
この番組お気に入りで毎週聞いています。
数年前、グリーンスパンがFRB議長として脚光を浴びていたころ、
「もし離れ小島に流され、たった一つの経済指標しか手に入らなかったとしたら、
どんな指標を頼りに経済運営をしますか?」と取材記者に聞かれ、
「スクラップメタルの価格推移だね。」と迷わず答えたそうです。
ここ最近のスクラップの価格上昇は本格的な景気回復の予兆なのでしょうか。。。
しかし、スクラップの価格、需給が緩和に転じると「余りものに相場なし」の金言通り
あぶくのように消えてしまいます。
あまり欲かかない方が正解なのかも。。。。
> 関係筋によると、高炉大手の2010年度積み鉄鉱石の価格交渉で、
> 最大手の伯ヴァーレは09年度積みに比べて90%以上の大幅値上げを求めたもようだ。
>ヴァーレは従来の年間固定価格を四半期ごとに価格改定する方式に改めるよう求めており
>今回の提示は4―6月分のようだ。高炉大手は四半期ごとの値決めにも大幅な提示額にも
>反対しており、交渉は難航しそうだ。 (日刊産業新聞)
それにしても90%UPの要求って凄いですね。。。
四半期ごとにこんな価格交渉されたら、担当者は胃が痛いだろうなぁ。
鉄スクラップが値上がりするのも解る気がします。