新日鉄と韓国のPOSCOが資源大手ヴァーレの提示した価格を受け入れたようです。
4-6月の価格で、7月には再度の価格交渉。
新聞では高炉メーカーに配慮して「仮価格」と書かれていますが、事実上クォーター毎
の契約に移行するのは確実でしょうね。
鉄スクラップ囲い込みの動きも加速しそうですね。。。
新日鉄と韓国のPOSCOが資源大手ヴァーレの提示した価格を受け入れたようです。
4-6月の価格で、7月には再度の価格交渉。
新聞では高炉メーカーに配慮して「仮価格」と書かれていますが、事実上クォーター毎
の契約に移行するのは確実でしょうね。
鉄スクラップ囲い込みの動きも加速しそうですね。。。
東京製鐵はスクラップ購入価格を再度変更
3月30日より
指標となる特級グレードのスクラップは
岡山工場(陸上) 40,000円/t
岡山工場(海上) 40,000円/t
となりました。
4月より鉄鉱石の価格は前年度比で200%になると噂されており
原料高の流れにのり鉄スクラップの価格も上昇し続けています。
3月25日より
東京製鐵はスクラップ購入価格を変更。全品種一律1000円上げを発表しました。
これにより、指標となる特級価格は、
岡山工場(海上) 39,000円/t
岡山工場(陸上) 39,000円/t
となります。
天井感が出だしたとの感触も一部にありましたが、早いタイミングでの価格修正と
なりました。
4月より
丸棒 61,000円/t (+5,000円)
H型鋼 74,000円/t (+5,000円)
ホットコイル 68,000円/t (+5,000円)
厚板 72,000円/t (+5,000円)
原料の高騰により、製品価格の改定を発表しています。
家でのんびりポッドキャストを聞いていたら、「デフインフレ」という新語に遭遇。
これからしばらくは、
モノやサービスは売れずに物価は下がりつづけ(デフレ)るものの、
資源価格は寡占化によって上がりつづける(インフレ)という状態が続きかねない。
すなわち、「デフレ+インフレ」で「デフインフレ」な時代が到来するやも、というお話。
「日経ヴェリタス」という雑誌の編集者さんの分析です。
目新しい用語だったので、このブログにメモしておくことにしました。
Podcast「大江麻理子のモヤモヤとーく」からの話題でした。
この番組お気に入りで毎週聞いています。
東京製鐵はスクラップ購入価格を変更。
3月17日より、全品種一律1000円上げを発表しました。
指標となる特級屑の価格は、
岡山工場(陸上) 38,000円/t
岡山工場(海上) 38,000円/t
となりました。
強い基調の相場展開が続いています。
数年前、グリーンスパンがFRB議長として脚光を浴びていたころ、
「もし離れ小島に流され、たった一つの経済指標しか手に入らなかったとしたら、
どんな指標を頼りに経済運営をしますか?」と取材記者に聞かれ、
「スクラップメタルの価格推移だね。」と迷わず答えたそうです。
ここ最近のスクラップの価格上昇は本格的な景気回復の予兆なのでしょうか。。。
しかし、スクラップの価格、需給が緩和に転じると「余りものに相場なし」の金言通り
あぶくのように消えてしまいます。
あまり欲かかない方が正解なのかも。。。。
> 関係筋によると、高炉大手の2010年度積み鉄鉱石の価格交渉で、
> 最大手の伯ヴァーレは09年度積みに比べて90%以上の大幅値上げを求めたもようだ。
>ヴァーレは従来の年間固定価格を四半期ごとに価格改定する方式に改めるよう求めており
>今回の提示は4―6月分のようだ。高炉大手は四半期ごとの値決めにも大幅な提示額にも
>反対しており、交渉は難航しそうだ。 (日刊産業新聞)
それにしても90%UPの要求って凄いですね。。。
四半期ごとにこんな価格交渉されたら、担当者は胃が痛いだろうなぁ。
鉄スクラップが値上がりするのも解る気がします。
3月12日より
東京製鐵はスクラップの購入価格を再度修正。さらに1500円上げました。
指標となる特級グレードの価格は、
岡山工場(陸上) 37,000円/t
岡山工場(海上) 37,000円/t
となりました。
鉄鉱石の価格が急騰しており、スクラップ相場も高騰しています。
3月9日より
東京製鐵はスクラップの購入価格を再度2500円上げ。
指標となる特級グレードの価格は、
岡山工場(陸上) 35,500円/t
岡山工場(海上) 35,500円/t
となりました。
輸出価格が先行する形で相場を形成しており、さらに底堅い相場展開が予測されています。
東京製鐵は、スクラップ購入価格を変更。
3月4日より
指標となる特級の価格は、岡山工場で
海上 @33,000円/t (500円上げ)
陸上 @33,000円/t (500円上げ)
となりました。