kangai: 2009年11月アーカイブ

鉄スクラップの市況は弱気様子見。

メーカーの製品環境が日増しに悪化しているのが最大の要因。

市中スクラップの発生も低調ながら、生産減による購入調整によって、国内需給はやや緩和気味になっている。

ここ最近、海外市況が堅調に推移してきたことから、相場が大きく崩れることはないとの見方が大勢だったが、為替が円高に触れており、不安定感を増してきている。

 

 

東京製鐵は下期の稼働率(2008年度上期比)を当初の72%から63%と下方修正。

住宅など建築需要の低迷や自動車販売の先行き不安に加え、中国の鋼材市況が軟化しているため。

電炉大手の設備稼働計画が相次いで下方修正されています。

 

 

12月より

丸棒 50,000円    2,000円上げ

H型鋼 65,000円   据え置き

ホットコイル 57,000円   据え置き

厚板 63,000円   2,000円下げ

 

製品市況はあまり優れないようです。

 

 

 

11月6日より

スクラップ (特級/岡山陸上 ) 26,000円 1000円上げ

 

10月末の1500円上げに続いて連続の上げとなりました。

但し、海外市況はスクラップ・製品共に冴えません。

基調の分かりにくい相場になっています。

 


 

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