鉄スクラップの市況は弱気様子見。
メーカーの製品環境が日増しに悪化しているのが最大の要因。
市中スクラップの発生も低調ながら、生産減による購入調整によって、国内需給はやや緩和気味になっている。
ここ最近、海外市況が堅調に推移してきたことから、相場が大きく崩れることはないとの見方が大勢だったが、為替が円高に触れており、不安定感を増してきている。
鉄スクラップの市況は弱気様子見。
メーカーの製品環境が日増しに悪化しているのが最大の要因。
市中スクラップの発生も低調ながら、生産減による購入調整によって、国内需給はやや緩和気味になっている。
ここ最近、海外市況が堅調に推移してきたことから、相場が大きく崩れることはないとの見方が大勢だったが、為替が円高に触れており、不安定感を増してきている。
東京製鐵は下期の稼働率(2008年度上期比)を当初の72%から63%と下方修正。
住宅など建築需要の低迷や自動車販売の先行き不安に加え、中国の鋼材市況が軟化しているため。
電炉大手の設備稼働計画が相次いで下方修正されています。
12月より
丸棒 50,000円 2,000円上げ
H型鋼 65,000円 据え置き
ホットコイル 57,000円 据え置き
厚板 63,000円 2,000円下げ
製品市況はあまり優れないようです。
11月6日より
スクラップ (特級/岡山陸上 ) 26,000円 1000円上げ
10月末の1500円上げに続いて連続の上げとなりました。
但し、海外市況はスクラップ・製品共に冴えません。
基調の分かりにくい相場になっています。